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貧困と宗教

どう考えますか?って言われると、貧困と宗教が背景にあってとても難しいと思った。

まず記事にあるような子供が年上の男性と結婚させられることを否定するのって、突き詰めるとイスラム教の一夫多妻制を否定できるのかってところだと思う。
問題がイスラム教となるとさらに難しい。

自分の記憶が確かなら、昔読んだ本には、イスラム教の一夫多妻制の根拠って、裕福な男性は夫のいない貧しい人をたくさん妻にしてあげて救ってあげるべき。みたいな教えがあるからだと書いてあった。
実際、イスラム教のムハンマドっていう一番偉い人も沢山の妻を抱えていて、最後の妻は9歳だったらしい。
ムハンマドがやっているのだから、信者としてはそれが正しいと考えるのが普通というのも理解はできる。

この記事にあるような貧しい少女と裕福な年上の男性が結婚するのにはそういう宗教的な理由もあり、さらに今では妻を救うという意味よりも、安い労働力を得るのが目的に変わっていることが問題になっていると読んだこともある。

でも、このような形で結婚させられた少女の一部には、幼いころからの貧困生活から抜け出し、以前よりはマシな生活を送っている人もいるだろう。
それは貧しい農村で餓死するよりはいいという考え方もあるのかもしれない。
そう考えると一概に悪いことだとも言えない気もする。

で、どう考えるか?というと
自分は男性が悪いとも言えないし、少女を売った親が悪いとも言えない。
ましてや殺人をした少女は一番かわいそうだと感じる。
原因は貧困にあるのだろうけど、貧困が悪いなんて言ってもまるで意見になっていない。
どう考えるかと問われるとすごく難しいな。
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